SAFARI240レポート by hirock

(今回、彼ははガルルに載るらしい)

写真提供:ウサギとカメ

最初で最後のSAFARI240、今回の目標は「キレない」だ。第1戦のAOEで黒土にハマり、バイクを蹴っ飛ばすという情けないことをしてしまったので・・・

カバ沼やダニーズ・ヒルやただの溝など名のついたセクションが待ち受けるSAFARI240、不安を抱きつつスタートラインに立つ。

走りはじめてすぐ疲れる。キャメルバッグのベルトがずれて走りづらい。早くもイライラしだす。森の中に入るとみなさん渋滞してます。2stの排気がタマラナイ、息できない。「どこば行けば良かっかぁ〜、あらよねぇ〜」とつぶやきながらみんなの走行ラインを見学。僕もぼちぼち走りだす、エンデューロ初めて2回目のレースでみんなが渋滞しているところを華麗に行くことなどできるわけもなくハマる。しかし今回の自分は成長していた。ハマりながらも前に行けるのだ!苦労して登れば下りが待っているのは当たり前、ぼうめき坂を下る。登れんヤツは下りがウマイと誰かが言ったもので僕は下りがチョット得意。下り始めると「エッ?マジで?アァァァァァ〜」コケましたおもいっきり・・・膝を強打、悶絶・・・「こんヘタクソがぁ〜」などと心の中で叫びました。

朝、hirock準備中
たにやんと並んでスタート

走りながら「このセクションは何?」とSAFARIにはいろいろな名前のセクションがあるがどれがどれだかわからなかった。「ただの溝はどこ?やっぱりただの溝だったんだ・・・」しかしみんなの森の溝は憎かった。「どうやって行くの?トップの選手はどう走るのだろう・・・」1周目2周目は下の方を行ったが3周目は塞がれている。プチ渋滞、「う〜んどうしよう・・・んっ!下があれば上がある。迷わず行けよ行けばわかるさ!」

溝になってない上の方を行くことを決意してGO!そしてバイクを投げる、飛ばす。

無事クリア!先を急ぐ。

セクションの名前と場所が一致しない僕でも一目でわかったIt’sカバ沼、ギャラリーがいっぱい泥がいっぱいバイクがいっぱい。用務員さんに会うと「逝ってこい!」と言われる。服が汚れるバイクが汚れる、「って俺は汚れるためにオフロード走ってるんじゃないのか?そんな弱気なお前は見たくない」と僕の中の僕が言っている。逝きますけどその前にラインを聞かないといけない。

AOEの時僕に助言をしてくれたZIM長を発見!迷わずZIM長のところへ行き「どこ行けばいいですか?」するとZIM長は親切にラインを教えてくれた。ありがとうございますZIM長。いざカバ沼へ!ドボン・・・「終わった終わった。これでSAFARIは終了じゃ〜」案の定ハマる。イモリかヤモリか知らないが僕のバイクの横をスルスルと迷惑そうに歩いていく。エンジンをかけようとするが反応なし、泥で馬鹿になったようだ。キレかけるがギャラリーもいっぱいだしmitiさんはカメラ持ってるしみっともないことはできない。カバ沼の中でドライバーを取り出しセルスイッチを分解する。

ネジは沼に落しながら作業を進める。ドライバーの先端でスイッチの所を短絡させると「キュルキュル」音をだしてエンジンがかかった。整備士でよかった。しかしここは沼、エンジンはかかっても前に進めない。すると前でハマっていた昭和寮のkiriさんが「押そうか?」て言ってくれるじゃないですか!助かったぁ〜あばよカバ沼!kiriさんありがとうございます。3周することができました。

最初で最後のSAFARIが終わりました。本当楽しいレースでした。九トレのみなさんお疲れ様でした。再開を楽しみにしています。次はどのレースに出場しようかな。レースにハマッた24歳独身彼女ナシHIROCKでした。

hirock使用後?