2002

天草アタックツーリングラリー

日時:2002年10月13日(日)

場所:熊本県本渡市亀川ダム周辺

 今年も行って来ました、「天草A・Tラリー」!

このラリー、去年から行っているけど、「プチ・カチガラス」的なラリーで難所もありますが、より多くの人が完走できるようにコース設定されていて、最後まで楽しめるラリーです。

 今年は、北海道へ旅行に行って次の週だったので、準備もドタバタでした。普段は出発前日の夜に荷物をまとめているのですが、今回は出発日の朝から。ウエアー類から工具からバイクまで、それからキャンプ道具も朝から確認です。

 軽トラにバイクと荷物を積み終わって、フェリーの時間をインターネットで調べる。楽をしたかったので、茂木(長崎)〜富岡(天草)の発時間をみると、14:30発に間に合いそうだ。

一度長崎市内まで行って、給油。その後茂木へ。港に着いてみると、14:30発の船はなんと高速船。車両は乗れましぇ〜ん

次のフェリーまでは1時間半ほど待たなければならないので、待つぐらいならと口之津を目指して走り始める。

  会場に着くと、あまり人が集まっていない。たぶん、主催者を除いて二番乗り?でも、テントを張ったり食事をしたりしていると、ちらほらと集まってきた。仕事を終わってから来る人も多く、夜中に到着という人もいる。

 今回は宮崎の上ちゃんもさんか、もちろん去年に続いてさえき支障夫妻も参加。残念なのはげんさんがきていないこと。今回はでないらしい・・。(げんさんには簡単すぎるのかな?)

 人間が増えてくると、宴会は盛り上がってくるのです。さえき支障はくる途中で釣ってきたカワハギや超大物の鯛などを捌いている。山の中で、新鮮な魚にありつけるとは、アリガタヤアリガタヤ。カワハギの肝を溶かし込んだしょうゆでいただく刺身は最高にうまかったです。

 それから、今回初めて「おじん土人ラリー」で有名な「土人さん」の顔がわかりました。

 宴会が盛り上がってしまうと、いろんなお酒がでてくるわけでビール、酎ハイ、ポン酒、焼酎、梅酒etc・・・・。やめとこうと思っていたのに、いろんなものに手を出してしまいました。そして頭痛・・・・。早めにテントに逃げ帰ったのですが、結局、朝まで熟睡することなく明るくなってしまいました。

 朝受付をすましてスタートは8時。昨夜主催者から「申し込みが一番だったのでスタートも一番だよ」と脅されていたのですが、ふたを開けてみると12番手のスタート。よかった!!

 スタートしてしばらくは舗装路と林道。途中で、サイクルコンピューターにトラブル。指定された距離に「なかなかならないなぁ」と思っていたら、時速60キロ弱で走っているはずなのになぜかサイクルコンピュータの指すスピードは10km???

 これで最初のミスコース。1kmほど行き過ぎていました。

 しばらく行くと最初の難関「ぢごく坂」です。私の後にスタートしたはずの上ちゃんが坂の中腹に止まっていました。去年一発で上がれたので、とりあえずアタック。助走でいまいち加速できなかったので「ヤバ〜!」とおもったら、案の定途中でストップバイクがバクテンしてしまいました。ミラーも割れちゃったし・・ショック。上れなかったのは体重の影響もあるかも。(最近太ってしまったので・・・)

 ぢごく坂では、同じ長崎のKTMに乗っている福田さんに会う。福田さんもここでは苦労している様子だ。

 下に降ろしたバイクは、まるで2stか?と思うほどの白煙。オイルが上がってしまった様子。一時ふかして、ふけるようになったので、2回目のアタック。今度はさっきよりも上まで行きましたが、失速、そのままアクセルを開けてバイクを放ってしまいました。(げんさんの真似)

 手伝ってもらって何とかクリアー。ここですでにバテバテです。

もたもたしていたので、上ちゃんは先に行ってしまいました。とりあえず追いつこうと先を急ぎますが、ペースはなかなか上がりません。

 朝のブリーフィングで「注意」するよう言われたコマ付近にきました。「バイクを落とすと上がれません」と言うところ。だいたいこの手のラリーではこういう場所は定番だけど、毎回怖い。間違っても谷側に足を着こうなんて考えてはいけない。木にハンドルを当てたりしてバランスを崩してはいけない。わかっているんですが・・・。この山の中で図太いタイヤのTWが見えた。上ちゃんだ。

 「追いついた〜」と思って調子に乗ったら、バランスを崩して谷側に倒れてしまった!「あ゛っ〜!」と悲鳴を上げたが、運良く木に引っかかりました。落ちはしなかったけど、起こせない・・・。谷側に降りてバイクを押してみたけどあまりの急勾配に万歳してもバイクが垂直にならない。上に上がって引いたり、下から押したりしてどうにか起こして再スタート。

 CPやその他のころころどこにいるスタッフの人たちと話すと、私の直前を通過している「TW」の話題が多い。エンデューロや、ラリーにこのバイクででる人は珍しいのである。しかも上ちゃんはカチガラスで一桁の順位で完走したこともあり、なかなか上手い(しぶとい??)のである。

 CP3をすぎたところで、コースを見失ってしまいました。ちょうど福田さんがきて、一緒に迷っていました。一度CP3に戻ってコースをたどり直して何とかルートを発見できましたが、30分ぐらいロスしたかな。

途中、急勾配でバイクを降りて下ったり、シフトペダルがいつの間にか真後ろを向いていたり、足を挟んだりといろいろあったんですが、たいしたロスもなく進むことができました。

 その後のコースは特に難所もなく、あえて言えば最後の獣道が長くてヌタヌタだったぐらいですがそれもちょうど楽しめる程度でした。コマ図の番号と距離をみるとそろそろ終わりだなとわかって、安堵したようなちょっと物足りないような気分になります。

 ゴールしたのはちょうど13時頃でした。だいたい5時間弱かかったことになります。トップは3時間台だったので1時間半ぐらい遅れていました。上ちゃんもその直後にゴール。無事完走できました。福田さんも無事に完走。後田さんは、3位で惜しくも連覇ならずでした。

 主催者のみなさん、楽しいコースをありがとうございました。来年も楽しみにしてます!!

 バイクのトップへ