新トゲナシヌマエビの繁殖 Part1

5月15日

 安定した汽水水槽を目指すため、大型のエアリフト式フィルターを自作。直径約15cmのタッパーを利用。容量は約800CC。中には麦斑石と炭を3袋投入。

また、パイロットフィッシュとして塩分への耐性が強いと言われるテナガエビを慎重に塩分濃度を上げながら水合わせをして投入。

自作フィルター・・・大型です。

5月16日

 

 昨日投入したテナガエビはまだ元気だ。このまま頑張って欲しい。トゲナシヌマエビの次の孵化は1〜2週間後だろう。

5月18日(1日目)

 帰宅後、なにげに水槽を覗いていたら、発眼した卵を抱えたトゲナシ君を発見。今にも生まれそうだったので、隔離。1時間ほどでゾエアを放出した。

 テナガを入れて水作りをしていた汽水水槽は、まだ全然できていないと思われるが、仕方がない。

 ゾエア君にはとりあえず、ひとつまみ弱の糠をすり潰したものとPSBを10滴、それからナンノクロロプシス(濃縮)を一滴与えて準備途中の汽水水槽に投入。どうなる事やら・・・・。

もう生まれそうです。
生まれたてゾエア君 もう一枚。

5月19日(2日目)

 今日は最初に見たとき、ゾエア君全滅かと思った。フィルターを手で振ってみると沢山出てきたので、ほっと一息。それでも昨日より減った感じだ。

 天気が悪く、水温も低め。夜の水温は15℃を下回って14℃程度。

糠をすり潰したものを少量(指先でひとつまみ程度)とナンノを数滴与える。

 ゾエア君を一人取り出して写真を撮ってみる。

一夜明けてのゾエア君
5月20日(3日目)

 今日のゾエア君、さらに減った様子。糠とごく少量のメダカの餌をすり潰したものとナンノを昨日より少しだけ多めに与える。夜の水温は15℃。

   

5月21日(4日目)

 今日の朝はゾエア君を確認できなかった。夜に確認するとまだ軽く二桁は生存中のようで、ほっと一息。それにしても、やはり激減してきているようである。

 朝はPSBを10滴程度、夜は今日も少量の糠をすり潰したものとナンノ、さらにPSBを10滴程度与えた。夜の水温は20℃。

5月23日(6日目)

 昨日は結局、ゾエア君の世話は何もしていない。存在を確認しただけ。

 今日は、休みなので14頃から世話をする。水温は20℃。晴天なのに水温は低めでいい感じだ。ゾエア君もまだ二桁はいるようである。

 いつもの糠をすり潰した餌と、PSBを5滴。濃縮ナンノを少し入れすぎたようだ、0.5CC程度だけど、水がうす緑色に染まってしまった。(そっちの方がいいという噂もあるが・・?)

 それから汽水が水深にして5mmほど減っていたので、水槽の飼育水(真水)をその分足した。

6日目
5月24日(7日目)

 今日の朝はかろうじて数人のゾエア君を確認。夕方帰宅後すぐは全く確認できなかった。夜にライトで集まってもらったら、まだなんとか二桁はいそうな雰囲気だ。

 今日もいつもの糠をすり潰したもの(=「糠ミルク」と命名)と濃縮ナンノ2滴、PSBを10滴あたえた。本日で1週間経過。

糠ミルク
5月25日(8日目)

 今朝は比較的簡単にゾエア君を確認できた。夕方帰宅後に確認するとまだ2桁は生存中のようだ。プラケースの様子は、だいぶん茶色の苔が付いてきて汽水も少し濁ったままだ。

 夜に糠ミルク少々と濃縮ナンノ2滴、それからPSBを10滴ほどあたえた。

ゾエア君を一人抜き出して写真を撮ってみたが、成長しているのやら・・・・・・。夜の水温は19℃。

8日目のゾエア君

つづく・・・・・ごめんなさい。続きませんでした。次にご期待ください。

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