8月28日(0日目)

 台風15号が思ったより接近しそうだ。

 ちょっと前まで、朝が寒いくらい涼しかったのに、また暑い日が続くようになってきた。この台風が通過してしまえば、ちょっとは涼しくなるかな。

 というわけで、ヒメヌマエビの繁殖Part3と行きたいところだが、今回は「トゲナシヌマエビの繁殖(Part3)」のスタートである。

前回の経験から、

1.水質の悪化は水換えとフィルターの設置をしているので、これでも悪化するようなら仕方がないかも知れない。

2.餌は、水質の悪化を恐れて少な目に与えていたが、最初は細かく水で溶いたものを多めに与えた方がいいのではないか?(濾し取るだけの摂取かも知れないから)

成長してきたら、粉末状の固形の餌を少な目に与えるようにしてはどうか。

3.水温が安定するなら、ファンは付けない。水の蒸発が非常に多いので、結果的に塩分濃度の変化が激しくなるおそれがある。

う〜ん、いつ産もうかなぁ?

以上の点を踏まえて再チャレンジです。

とりあえず今日は、抱卵したトゲナシヌマエビのお二方に別荘へ移動していただきました。

8月29日(1日目)

 

 朝、隔離していたプラケースを見ると、なんとお母さんたちは脱走していました。

「仕事から帰ったら、また捕まえなきゃ」とがっかり。

 夜、仕事から帰ってから、脱走者を確保すべく水槽の水草やシュリンプハウス代わりに入れている植木鉢用の底皿(?)を取り除き、悪戦苦闘。

 ようやく一人を確保したが、もう一人の人は見あたらない。「まさか、お外で桜えび状態?」と思いつつ水槽の周囲を探してみるが・・いない。

きっとどこかにうがんばりま〜す!!まく隠れたのだろうと思い、本日の隔離はお一方のみ。

 隔離用のプラケースの水を少し換えようと水を園芸用ビーカーに移して、捨てようと思ったとき、なんだか浮遊物が多いことに気が付いた。よく見ると久々のゾエア君だぁ!! 残りのゾエア君もビーカーに回収して、早速汽水水槽へ。

 「えび道」などを読み返してみると、ゾエア君は「餌不足」と「酸欠」にめっぽう弱いらしい。やっぱり今回は餌を多めに与えてみようと思う。数人でも生き残ってくれないかな。

8月30日(2日目)

 

 今朝のゾエア君たちは、昨夜とくらべ、あまり変化は見られないようだ。

えさはテトラミンベビーとクロレラ(錠)を細かくすりつぶして与えてみた。それと、スポイトで茶苔の巨大化した部分や底砂を吹き付けて撹拌してみた。

 仕事から帰って、もう一度今朝と同じ餌と同じ撹拌をする。明日当たり、水換えをしてみよう。

8月31日(3日目)(1日目)

 台風は思ったより強烈。

 朝のゾエア君はなんか減ったような気がするが、気のせいかも(であってほしい)

すりつぶした餌と、スポイトで水槽内を撹拌する。先日隔離したお母さんも放卵していた。隔離用のプラケースにはゾエア君いっぱい。この人たちは別に飼育してみようと思ったので、大きめのプラケースなどを買いに行くことにする・・・ところが・・・。

 風が強いなぁと思っていたら、職場から呼び出し・・「やっぱり?」休日出勤で長崎港の荒れ具合を撮影に行く。暴風雨で、しかも塩水を浴びてしまった。

 ひとおり撮影を終えてからゾエア君用の品を買いに行く。買ったのは「プラケース」「ブリーディングフィルターミニ」「エアホース」「照明スタンド」など。

第2ゾエアタンク

 うちに帰ってセットしていたら、なんとフィルターに付属しているはずのキスゴムが入っていない・・・。オノレ・・・明日交換に行ってやる。

 

気を取り直して第二ゾエア水槽をセット。とりあえずエアレーションだけ。汽水は1ヶ月ほど外に放置したものを使う。

 明日からは第一汽水水槽と第二を分けて書こう。

9月1日

 今日、PCを立ち上げようとしたら、立ち上がらない。なぜ?

STOP:C0000218 hard unknown  だって。

 昨日買ってきたブリーディングフィルターを交換すべく昨日買ったお店へ行く。快く交換してくれた。

 第一ゾエア水槽(4日目)

 こちらのゾエア君は激減している。う〜ん、なんで?水温は28℃。やっぱり、なんか環境が良くないのかなぁ。蛍光灯から紫外線が出てる・・・・とか、なんてことはねぇ、多少は出ているだろうけど。

 とりあえず、昨日と同じ餌と、攪拌のみ。

 第二ゾエア水槽(2日目)

 こちらは、まだ多数のゾエア君がいる。水温はなんと32℃もあった。照明として付けた小型のスタンドが電球なので発熱が多いようだ。それにしては元気なゾエア君たち。くるくる回ったり、餌と攪拌をするとそれを抱いて漂ったりしている。こっちはイケるかも。


9月4日

 先日壊れたPCはどうやら、OSとHD(RAID)との相性が悪いことが原因のようだ。結局再インストール。何とか復旧して、少し使える状態になった。

 今日の気温は35.5℃。この夏最高らしい。現場にでたらやたらに暑かった。気になるのは水槽の水温。

 夕方確認するとファンのついている水槽でも29℃。ゾエア君たちの水槽は・・。

 第一ゾエア水槽(7日目)

 もうすでに全滅かも・・。ゾエア君が一人も確認できない。とりあえず様子見でそのままにしておく。空しさを感じながら攪拌と餌をやる。水温は31℃。

 第二ゾエア水槽(5日目)

 こちらも激減しているが、ざっと数えても20人ぐらいは生き残っているようだ。祈るような気持ちで攪拌と餌をやる。水温は・・・・なんと!32.5℃!!正に死のゾーン!これはまずい。といっても、今のところ打つ手なし。早く秋よ来い!

9月5日

 今日も暑い。ゾエア君たちも暑さに耐えかねたのか、なんか少な目。

 第一ゾエア水槽(8日目)

 今朝も、夕方帰ってからも、ゾエア君の影も形も確認できない。やっぱり全滅?

あきらめきれないので、今日も攪拌と餌をやる。夕方の水温で31℃。

 第二ゾエア水槽(6日目)

 今朝は少なくとも10人以上が生き残っているようだった。夕方帰ってから確認すると一人だけ・・・。よく見たら、まだいるかもしれないけど全滅の危機です。水温は32.5℃。やっぱりもっと涼しくならないとだめかなぁと思う。

 朝と夕方それぞれ一回ずつ攪拌と餌やり。

9月6日

 今日は若干涼しいが、それでも水温は高め。

 第一ゾエア水槽(9日目)

 今日もこっちには人(ゾエア)影なし。う〜ん、リセットした方がいいのかなぁ?

とりあえず攪拌のみ。水温は夕方で30℃。

 第二ゾエア水槽(7日目)

 今朝は確認できなかったが、夕方帰ってから一人の生存を確認。夕方の水温は31.5℃とまだまだ高め。餌と攪拌、それから最近サボっていた水換えをする。

9月9日

 今日は救急の日だ。(関係ない)

どうも昨日あたりから全滅しているような気がする。

 汽水以外の水槽では、一昨日、ファンが故障したため、水温が32℃。それにしてはメダカ君もえび君たちも元気である。ファンはそのものの故障ではなくて第一汽水水槽に付いているファンが塩分でショート、ACアダプター内でトランスの銅線が焼き切れてました。

 昨日バイクの練習帰りに、思い出してH○○D OFFに行ってノートパソコン用のDC電源(中古)を300円で買ってきて修理した。今回は12V2Aなのでハイパワーである。

 

 第一ゾエア水槽(12日目)

 もう、生き物の影も形もありません・・・。いいんだ、次がんばるんだ・・・。

 第二ゾエア水槽(10日目)

 こちらも・・・・いくら根気よくのぞいたところで、もう誰もおりません。

(Part4につづく)

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